見本 おたんじょうびおめでとう

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表紙

おたんじょうびおめでとう

文・絵:カワキタ カズヒロ

はるかちゃん

おたんじょうびおめでとう!
たくさんのおともだちを
つくってください。

5月12日

おとうさん・おかあさんより

はるかちゃんが あるいて きます。
なにか たのしそうです。
それは きょう 5月12日が  7かいめの おたんじょうび だからです。

となりの おじいちゃんが やってきました。
はるかちゃん、おたんじょうび おめでとう!」
「わたしの たんじょうび おぼえて くれてたの?」
「そりゃあ、おぼえているとも、あかちゃんの ときから しってるんじゃから」
「そうか、わたしの あかちゃんの ときって どんなだった?」
「うーん、げんきな あかちゃんで  エーン エーンって おおごえで ないて いての。
おじいちゃんの いえまで きこえて きたんじゃから」
はるかちゃんは ちょっと はずかしく なりました。

むかいの おばあちゃんが やって きました
はるかちゃん おたんじょうび おめでとう!」
「おばあちゃんも わたしの たんじょうび しっているんだ」
はるかちゃんの ことなら なんでも しってるよ」
「じゃあ、わたしが ちっちゃい ときって どんなだった?」
「そうだね、はじめて あるいた ときの ことを おぼえているよ。
すぐに ころぶんだけど また たちあがって ヨチヨチ ヨチヨチ かわいくてねぇ」
はるかちゃんは ふしぎな きが しました。

おいしゃさんが やって きました
「やあ、はるかちゃん おたんじょうび おめでとう!」
「どうして わたしの たんじょうび しってるの?」
「それはね、あかちゃんの ときから ずっと びょうきを なおして きたからなんだよ」
「わたしが げんきなのは せんせいの おかげなんだ」
「でもね、はるかちゃんが よなかに ねつを だした とき、
あさまで かんびょう したのは おとうさんと おかあさん なんだよ」
はるかちゃんは うれしく なりました。

えかきさんが やって きました。
「こんにちは はるかちゃん おたんじょうび おめでとう!」
「なぜ わたしの たんじょうび しっているの?」
「それはね、はるかちゃんが うまれた とき
おじさんが えを かいて プレゼント したからなんだよ」
「そうか、わたしの へやの すてきな えは おじさんが かいたんだ」
はるかちゃんは おじさんの おうちへ あそびに きて 
かべに いっぱい らくがきを したんだよ」
はるかちゃんは てれくさく なりました。

「ピアノの せんせいが やって きました。
はるかちゃん、おたんじょうび おめでとう!」
「せんせいも わたしの たんじょうび しってるんだ」
「それはね、はるかちゃんが はじめて ピアノを ならいに きたのが 
きょねんの きょうだったからよ」
「あっ、そうか!」
「だからね、せんせいは ハピー バースデー トゥ ユゥを 
ピアノで ひいて、うたって あげたのよ」
はるかちゃんは ハピー バースデー トゥ ユゥを 
うたいながら あるいて いきました。

おともだちが やって きました。
はるかちゃん、おたんじょうび おめでとう!」
「きょうは たんじょうパーティーの ごしょうたい ありがとう」
さくらちゃんと ななこちゃんは  はるかちゃんの いえへ いくところでした。
「ちょうど よかったわ、じゃあ みんなで おうちへ いきましょう!」

かどを まがると いたずらっこの ケンタくんが いました。
「たいへん!」
「どうしよう・・・」
3にんは こまって しまいました。

ケンタくんが 3にんの ほうへ あるいて きました。
てを うしろに まわして なにかを かくして います。
「きっと また へんなものを もっていて おどかすんだわ」
3にんは むねが ドキドキして きました。
でも きょうの ケンタくんは なんだか いつもと ちがいます・・・。

「はるかちゃん、おたんじょうび おめでとう!
いつも ごめんよ・・・ これ、プレゼント!」
ケンタくんは じぶんが いちばん たいせつに している 
かいじゅうの おもちゃを さしだしました。
はるかちゃんは びっくりして しまいました。
「へーえ、ケンタくんって ほんとうは やさしいんだ・・・」
はるかちゃんは ケンタくんの ことを ちょっぴり みなおしました。

おたんじょうびの としの かずだけ、 ろうそくに すきな いろを ぬってね!

(おわり)

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